こんにちは。 スピリチュアルランド、 MIYA-JUNです。
昨日に引き続き、 吉祥寺の後は、国分寺の街を“酒場放浪記ゴッコ”と洒落てみる事とします。
やって来ました。この街「国分寺」は、ヒッピー発祥の地です。
創成期にコミューンが生まれ、挫折し、流浪の旅が始まり、国内を転々とした末、最終的に1部の人達は、西荻窪に辿り着きます。結果的には“中央線平行移動の旅”でした。
西荻窪と同様に、自然食やアンティーク等、文化の香る国分寺。
上記の歴史が関係しているのかも知れません。
そんなウンチクを垂れながら、夕焼けの中、「カフェ・スロー」へと向かいます。
「カフェ・スロー」は、ヒッピー・スピリットを、若い感性でオシャレに現代的に進化させた世界。いわゆる“ロハス”の先駆け的なお店です。
“スローな生き方”の提案など、一貫して良心的なポリシーを、気負いなく守り続けて来ました。
ハートフルでスピリチュアルなライブが開催されています。
月1回の“電気を使わない日”。蝋燭の照明効果の元に行われる、“暗闇カフェのライブ”。これが特にオススメです。
今日1日の、余韻に浸りながらのビールを頂き、店から出たあたりで、日が暮れます。
ですが、まだまだ宵の口。
「ほんやら洞」とは、日本の草分け的な伝説のシンガー・ソング・ライター、中山ラビさんがママをつとめる酒場です。
創業40年。TV「吉田類の酒場放浪記」でも紹介されました。
(カレーがウリなので、ハズさない様に。)
(昼間のコーヒー・タイムでは、時間の止まった店内に、浅川マキが流れてたりします。)
ここは、どちらかと言えば、ロック、レゲエ、ヒッピー寄り。 特に、スピリチュアル系ではありませんが、スピリチュアル・トークには対応型であります。
UFO、過去生、地底人、バシャール等、どんな話題でも、あなたの事を頭のオカシイ人間だとは、誰も思いません。
この“自由さ”こそ、ディープ中央線の醍醐味なのです。
ちなみに、世界で1番スピリチュアル好きが集まる場所は、合衆国アリゾナ州の街セドナでしょう。
スピリチュアル関連ショップが立ち並ぶセドナでは、その奇跡的な治安の良さ故に、鍵は必要ないとも言われています。
更には、上記の類いのスピリチュアル・トークが、年間を通じ日常的に交わされるとの事。
まったく持って、羨ましい限りですネ。
∞(ここからは架空のストーリーを綴ります)∞
開口一番、ラビさんと、中央線風物詩の話に花が咲きます。
馬鹿話も暴走して、留まる所を知りません。
いつもシャープな受け答えの、超エネルギッシュなラビ姉さんと、語り合いつつ、騒ぎつつ、この作文を褒めてもらったりで、気が付いたら夢の中。
『夏の夜の 虫が騒いで 馬鹿話』
『夏の夜の 寄り道 ゆめ酒 千鳥旅』
(なつのよのよりみちゆめざけちどりたび)
令和の俳人(廃人)MIYA-JUN作。
お粗末様でしたー。
全ての始まりは、1冊の本(※注)との出会いだったのかも知れません。
自分自身の強い“中央線ラブ”を、自覚するキッカケとなりました。
後は、自分流の独自な“中央線ラブ”を日々進化させる毎日です。
(※注)(三浦里沙子・著「中央線の呪い」。1993年発行からのロングセラー。)(発行直後に読みました。)
さて、今回で“中央線シリーズ”は終了です。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
次回は番外編と言う事で、中央線以外のオススメ・スポットにも、軽く触れておきたいと思います。
今度こそ、実用性に徹しますネ(ホントかね)。
(実は、もう1軒ハシゴして行きます。ここからは、ナイショです。)
それでは皆さん。どうぞ中央線の旅を、ご満喫ください。
ごきげんよう。
(とりあえず完)