シンギュラリティー

(AIなんか恐くない)「シリーズ・2045年シンギュラリティーへの旅」Vol.-21「モチベーションを上げる教育について」その3

(AIなんか恐くない)「シリーズ・2045年シンギュラリティーへの旅」Vol.-21「モチベーションを上げる教育について」その3

 

こんにちは。スピリチュアルランド、MIYA-JUNです。

前回の続きをお届けします。

 

 

小学校高学年・担任の先生・2

 

2学期目

 

1学期が終わり、通信簿(成績表)を受け取ります。そこには、5段階評価の5が沢山ありました。

産まれて初めての経験です。すっかり自信を付けてしまいました。

それもこれも、先生が“おだてて”くれたおかげです。「猿も、おだてられれば樹にも登る」って言いますからね。

クラス全体が自由で、明るくて、アクティブで、ポジティブな、【モチベーション】に溢れたムードに包まれていました。

これこそが、AI時代にも通用する、未来永劫に有用な、本質を突いた教育法なのではないでしょうか?。

 

 

突然の別れ

 

さて。
突然でした。
お別れです。

父親の転勤の為、東京へ引っ越しとなりました。

父親は、とても転勤が多く、2年に1回は“転校生の挨拶”をします。私にとっては、“ああ、またか”と言った所です。

博多を離れる前日。先生の提案で、待ち合わせをします。

初めて学校の外を、先生と2人で連れだって歩く道は新鮮でした。

先生は、何か沢山の事を伝えようと、一生懸命に話し続けます。

しかし子供すぎて、私には良く理解できませんでした。

 

 

本当に私は、何も理解していなかったのです。

この別れが持つ意味も、後になって気付く、先生の価値も、1度失われれば2度と還って来ない、美しい日々を生きていたと言う、この事実すらも。

「明日は、見送りには行けないから、ここでさよならね。」

最後に先生は、文房具店で、メモ帳をプレゼントしてくれました。

その後は、お会いしていません。・・・・・・

・・・・・・そのメモ帳と通信簿。

私の宝箱の中に、今でも仕舞ってあります。

出来る事ならタイムマシンに乗って、あの瞬間へ行き。先生が伝えようとしていたメッセージを確かめたい。

先生。もう1度。
私の【ハートに火をつけて】下さい!!!

(続く)

 

 


この話は、思い出すだけでも、泣きそうになってしまいます。

そこを、グッと抑え、自己満足にならない様に、気を付けながらの作文でした。

次回4月14日からは、クリシュナムルティ学校、シチェチニン先生の学校、等々をご紹介させていただきます。

もう暫く、お付き合い願えれば幸いです。

 

 

 

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