シンギュラリティー

(AIなんか恐くない)「シリーズ・2045年シンギュラリティーへの旅」Vol.-22「モチベーションを上げる教育について」その4

(AIなんか恐くない)「シリーズ・2045年シンギュラリティーへの旅」Vol.-22「モチベーションを上げる教育について」その4

 

こんにちは。スピリチュアルランド、MIYA-JUNです。

前回は、ずいぶんとセンチメンタルな話をしてしまいました。

では、気分を変えて、【モチベーション】を上げてまいりましょう。

 

 

クリシュナムルティの学校

 

教育とは愛を伝える事

 

特に、AI時代において、【モチベーション】は、宝物です。

ここから再び、そんな、【モチベーション】を上げる教育の実例を紹介して行きます。・・・・・・

まずは、クリシュナムルティです。

 

『J.クリシュナムルティ – 変化への挑戦 – 伝記映画 1984年』

(youtubeチャンネル「J. Krishnamurti」から)

 

 

20世紀最大級スピリチュアル・リーダーのクリシュナムルティ。この偉人の発言を引用します。

自身の学校創立時のスタッフ会議での事。(原本が見付からず、うろ覚えですし、正確では無いのですが、こんな感じ。)

教師陣からの「私達は、どんな教育方針を持てば良いのでしょうか?。」との質問への回答。・・・・・・

『愛を伝えるのです。

数学教師なら数学への、歴史教師なら歴史への愛と情熱を、身を持って示すのです。

音楽教師なら、ありったけの真心を込めた音を、奏でて聴かせてあげなさい。

わー僕もやってみたいなー。勉強したーい、と。まず、学問を大好きになってもらうのです。

細かい事を、気にする必要は有りません。』

 

・・・・・・論理やテクニックより、存在が大切なのだと語られています。

話の内容よりも、その人が体現しているモノの方が、アピール力も有り、人の心を動かすとの事。

うーん。これは、間違いなく【モチベーション】が上がるでしょう。

事実、この学校には、“超一流大学への高い合格率を持つ、人気の名門進学校”、と言った肩書きが定着します。

まあ。そりゃーそうでしょう。

学生達は、学問への、『愛と情熱(=【モチベーション】)』に目覚めてしまうのですから。

 

 

教師に求められる物

 

ただし、並大抵の事では、ここの教師は勤まりません。

“愛と情熱を体現する存在”とは、勉強して手に入る事ではありません。かなりの意識レベルと、覚醒度の高さを必要とします。

つまり、“生き方”を問われている訳です。

確かに、“そんな人間”が1人いるだけで、その場の全員の、意識レベルは引き上げられ、「【モチベーション】全開バリバリ状態」になります。

もう、不可能な物は何も無い。そう思えて来ます。

 

 

顛末

 

ところが残念な事に、この学校は、当初クリシュナムルティが想い描いていた、理想の姿とは様相を変えてしまいました。

その人気ゆえ、競争率は高く、合格が困難となったのです。

誰でも入学できて、リーズナブルな学校。それを望んだはずでした。

うーん。皮肉な物ですね。

結果的に、学校は教育制度の中の1つに組み込まれ、長年の夢だった、社会システムの根底からの破壊には至りませんでした。

ですが、現代の教育の在り方に、一石を投じる事にはなりました。

その成果はこれからも、色褪せない輝きを放ち続ける事でしょう。

 

 

ところで、このスタッフ会議での質疑応答のクダリ。

私が所有するクリシュナムルティ本、30~40冊を捜しましたが、見付かりません。

どなたか、ご存知の人がいましたら、教えて下さい。どの本の何ページに書かれていたのか?。

 

連絡を待ってます。

(続く)

 

 


次回は、寄り道の寄り道となりますが、大筋でプラスになる話です。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

 

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