『なんだ!、ケッコー楽しいんだね!!!。そんなホームレス・ライフの為の方法。どうぞ参考にして下さい。』
こんにちは。 スピリチュアルランド、 MIYA-JUNです。
煙草とお酒が大好きですが、ギャンブルは一切やりません。
ホームレスの話を続けます。
実は私にも、危ういタイミングがあったのです。
最初は、信じ難き光景と思えた“ホームレス・ライフ”も、見慣れてしまえば“普通~~~”となります。
帰りの朝の自動販売機前宴会。ギャンブラー達とのやり取りは、とても楽しい物です。
ついつい飲み過ぎて、部屋まで辿り着けない事が、慢性化してしまいました。
電車内で目を覚まし、職場へ遅刻の電話を入れます。
「MIYA-JUN君。今度はどこかね?。」「はあ、何だか“大崎車庫”と言う処の様ですね。」
そんな事を繰り返している内に、だんだん馬鹿らしくなってきます。
どうせ部屋には戻れないんだし。職場まで毎回、遠距離移動しなきゃならないんだし。
面倒なので、職場近くの土手で寝る事にします。
目を覚ますと、アリの大群が、私の体の上を通路にしています。更には、炎天下のドカタ焼けです。
そんなこんなしながら、ある日。ハタっ、と思い出します。
アラっ、私くし、立派なミュージシャンを志してたんだったよナ、と。
危うく、危うくマイ・ルームの存在意義を、忘れてしまう所でした。
“実は”が連続しますが、 前回に紹介した“日払い・ホームレス・ギャンブラー”の人。
実は、その手の人種の中では、“Bランク”です。
※※※(注)(Bランク、Aランク、Sランク、と昇格します)※※※
「毎日毎日、これを繰り返す強者もいます。」と書きました。
が、それは「勝ててない!」と言う事実の証です。お金が無いから、仕事に来るのですから。
ちなみに、ここの職場では、無断欠勤の事を、“チョンボ”と呼んでいます。
「イイなー!。あいつ、チョンボかよー!!。大勝ちしやがったなー!!!。」と、こうなる訳です。
“Aランク”になりますと、 “Bランク”の様な、悲壮感はありません。
すでに、パチンコで食えています。
元手となる軍資金の、スケール・アップを考えてのアルバイトです。
睡眠も休養も十分に取り、体調を整え、勝負に備えます。無理のない、適度なペースで、たいがいサウナからの出勤です。
ホームレス・ライフをエンジョイする、余裕が感じられます。
さて、“Sランク”の話に入ります。
そもそも、お金の有る人は、仕事に来ません。
「あいつ、ずっと顔を見ないなあ」。これこそが、上級のギャンブラーです。
すでに豊潤な軍資金を蓄え、たいがいサウナかホテルに住み着いています。
たまに見かけると、何かの用事の為だったり、単なる顔見せだったり。ずいぶんと羽振りの良さそうな様子で、“ただ者ではない感”をプンプン漂わせているものです。
Vol.-1文中冒頭にあった、「ホームレス・ライフを優雅にカッコ良く、エンジョイする人達」とは、彼等の事なのです。(続く)
<あとがき>
ちなみに、前作「ジャンケンの必勝法」(こちらから)で紹介した、ジャンケン実力ランクと、B〜A〜Sのギャンブラー・ランクは、ほぼ一致する所です。
次回は、“日払い・ホームレス・ギャンブラー”達の、宿泊スタイルについて。
今回もチラリと触れましたが、更に詳しく紹介します。
どうぞ、よろしく。