シンギュラリティー

(ほのぼのSFマンガ小説)「我が輩はAIである」(プロレスとドローン、の巻)その2

(AIなんか恐くない)「シリーズ・2045年シンギュラリティーへの旅」Vol.-29

 

<これは、主人公・“ネコ型AIロボット”の「アイちゃん」と、脇役・「御主人様」(MIYA-JUN)のコンビによる、珍騒動のお話です。>

(ほのぼのSFマンガ小説)「我が輩はAIである」(プロレスとドローン、の巻)その2

 

こんにちは。スピリチュアルランド、MIYA-JUNです。

前回の続きをお届けします。

 

 

それはアイちゃんの誤報

 

(MIYA-JUN)
ありゃ~~~!。何だか、とても楽しそうだぞ!!。

何と!。あれは、イヌ型AIロボットのマザハル君と、サル型AIロボットのマヅモト君ではアーりませんか!!!。

こりゃ、ボチタマかい?。いったい、どーなっちゃってるの?。』

 

マザハル君とマヅモト君。ハイタッチします。サル型マヅモト君。赤いバスケットから白ダンボールの荷物を受け取り、ニッコニコです。

改めて、よーく見ると、それはハチドリ型の可愛いドローンでした。

看板に、こう書いてあります。

『インド海軍御用達、パンチの効いた「爆弾・激辛カレー」、ドローンで宅配』

・・・・・・爆弾を搭載した軍事用ドローンが、こちらに向かっています。約150秒後に到着の予測です。』・・・・・・

誤報が判明

 

『御主人様!。申し訳ありません!!!。』

(MIYA-JUN)
『イイんだよ。アイちゃん。

用心するに越した事はないんだし、悪い予測が外れて良かったじゃないか。

これも1つの、ディープ・ラーニング学習さ。』

 

 

アイちゃん、つぶやき・2

 

それにしても、さっきの慌てぶりったらね。ちょっとだけ、笑ってしまったわ。

だけど、それもそのはずの理由があるのです。

何事にも凝り性な御主人様の、最大の趣味は“情報収集”。

J.アサンジやE.スノーデン経由の情報に飽きたらず、世界中の政治のウラ情報収集とか、ヤバい検索キーワードの連発だとか、暴走中のある日の事。

こんな謎のメールが届いていたのです。

『こんにちは、
MIYA-JUN君。

君はずいぶんと、
オリコウサンなんですね。

だけどイタズラも、
それ位にしておいた方が
身の為ですよ。』

 

 

 

 

アイちゃん、肉球マッサージ

 

御主人様は、少々お疲れの様です。

部屋に戻り、“肉球マッサージ背中揉”をサービスして差し上げます。

と、2度寝するから、編み物しながら、何か“お話”をしてくれとの事。

了解しました。・・・・・・

 

『後楽園ホールのバトルロイヤルは続きます。

あら、危ない。セコンドの御主人様にチョッカイだわ。

DDDプロレス、リカコが羽交い締めした所への、変態レスラー・男色Dのチュー攻撃から守ってあげますの。

ロープに降ってー、帰って来た所へー、ロープ最上段からのー、ジャンピング・“ニッキュッパー”。』

 

・・・・・・『あら。ゴメン遊ばせ。御主人様のビョーキが伝染してしまいましたわ。』

 

(MIYA-JUN)
『(ムニャニャニャニャー~~~)アイちゃん。プロレス、だいぶ上達したね。(ムニャニャニャニャー~~~)』

 

眠ってしまいました。満足気な寝顔です。

きっと、大好きな久本雅美から、コブラ・ツイストを掛けられてる夢でも見ているのでしょう。

 

 

また夢の中

 

(MIYA-JUN)
『本当は、プロレスが描きたかっただけ。ぬあんちゃってー。』

(久本)
『こらー、MIYA-JUN~。真面目にやれー!。私、久本がキサマの、そのクニャクニャした性根を叩き直しちゃるかんな!!。(コブラ・ツイスト)。どうだ、わかったかー!!!。』

(MIYA-JUN)
『わっかりましぇ~~~ん。』

(久本)
『これならどーじゃー。』

(MIYA-JUN)
『ガーーー。ハラホロヒレハレホー!。(タップ)!!。わ、わかりましたー!!!。』

 

(続く)

 

 


(フジテレビ「今日のわんこ」調)
『ネコ型AIロボットのアイちゃん。こうやって日々の進化を続けるのでしたーーー。』

 

 

 

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