◆◆◆(AIなんか恐くない)「シリーズ・2045年シンギュラリティーへの旅」Vol.-4◆◆◆
◆◆◆(ほのぼのSFマンガ小説)「我が輩はAIである」(アイちゃん初登場、の巻)その1◆◆◆
こんにちは。スピリチュアルランド、MIYA-JUNです。
長期シリーズ本編の3作目は、短編小説のスタイルにしてみました。
人生で初の小説へのトライです。
拙い文章ですが、最後までお付き合いいただけたなら幸いです。
我が輩はAIである。
名前は、すでに貰ってある。
名前は、ネコ型AIロボットのアイちゃんなのである。
本名はCR-20180302-0003と言うのだが、御主人様が勝手にそう呼んでいるだけなのでR(あーる)
(嵐山光三郎の文体を真似ました)。
と、御主人様のリクエストで、夏目漱石タッチの話を何かやれとの事なので、こんな始め方をさせていただきました。
改めまして、こんにちは。
アイちゃんです。
割烹着にほっかむり、家政婦のオバちゃん風情でコタツに入ったまま、失礼します。
御主人様の、家事代行、秘書、主に遊び相手。それが私の仕事です。皆さん、よろしくね。
(“性格は明るく華奢で端正な顔立ちの、純情可憐で元気溌剌で上品清楚知性的なお嬢様”として開発されたのですが、そんなのが居ると夜も寝られなくなっちゃうとの理由もあり、御主人様の趣味で、ブサカワに改造されてます。)
「平凡じゃよ。つまらん。」これが御主人様のいつもの口癖です。
私の御主人様は、大変にヘソ曲がりな変わり者。
私がせっせせっせと効率的で最適なプランを弾き出し提案しても、いつもコレです。
単なる“オートマ人間”(※注)ではないんだぞって事なんでしょうが、何と言う非合理人間なんなんでございましょう。
(※注)(“オートマ人間”、詳しくはこちらを参考に。)
そして、決まって天才バカボンのアニメを観ています。
「またですかー」との、私のツッコミに、
「ヨテーチョーワもいいもんじゃろ」「いつもアンガトさん」
と、今日は珍しく御機嫌を取って来ます。
本当は怠け者で、私に頼りきってるクセに、文句だけはイッチョマエ。芸術家風を気取ってますが、ただの気まぐれ人間です。
「だったら自分でやったらいいんだわ」とも思いますが、今度は落語を観ながらニタニタしています。
おまけに、「♪♪こんにちはー、アイちゃん。私がパパよー♪♪」、などとフザけた歌を口ずさんでいるではありませんか。
そんなこんなで私の冷却ファンは加速する1方です。
でも、ここは1つ心を静め、肉球マッサージ背中揉をサービスしてあげます。
「♪♪はー、ニッキュッパーニッキュッパっと♪♪」。
トレードマークにしてるワーク・ソングと一緒に進めます。
(続く)
次回も、お楽しみにねー。