自由研究

(イイ文章の書き方とは何だろう?)「この世で一番キレイなもの(早川義夫と命の輝き)」Vol.-2

(イイ文章の書き方とは何だろう?)「この世で一番キレイなもの(早川義夫と命の輝き)」Vol.-2

 

こんにちは。スピリチュアルランド、MIYA-JUNです。

ここからは、ミュージシャン早川義夫としての側面、その魅力を紹介させていただこうと思います。

各楽曲は試聴が可能です。

また、「おすすめスピリチュアル・ミュージック名曲選」ページに、専用コーナーを設けてあります。どうぞ、お楽しみ下さい。(こちらから)

そして、勝手にですが、早川さんを「師匠」と呼ばさせていただきます。

 

 

 

「この世で一番 キレイなもの」

 

まず、カヴァーさせていただいた曲の歌詞を取り上げます。タイトルは『この世で一番 キレイなもの』です。

 

キレイなものは
どこかに あるのではなくて
あなたの中に 眠ってるものなんだ

いい人はいいね 素直でいいね
キレイと思う 心がキレイなのさ

 

美しい歌詞です。

物理学の量子論じゃありませんが、物質や現象は観察者が居て初めて生まれ出るもの。心の世界も同じです。

あなたが何かを見て、ああキレイだなと思う、その気持ちの中にキレイは在ります。

そんなあなたがキレイなのです。と、師匠は語っています。

 

 

 

「いつか」

 

そして、カヴァーしたくても出来なかった曲があります。タイトルは『いつか』。

 

 

誰もが 心の中で 歌を歌ってる
本当のものをつかむため

 

この歌詞の中に出てくる“歌”と言うフレーズを私は、“命の炎”“命の輝き”と訳しています。

 

 

沈黙の中で 血が騒ぐ
空にいっぱい 夢を描き
僕はじいっと待っていた
あふれてくるのを

まっすぐな声で 歌うことを
生きてゆく悲しみ 生きてゆく喜び

いつだってひとりなんだ 涙を落とせ
終わってはいないさ

もっと叫べ もっと歌え

 

師匠には音楽活動において、20余年の長いブランク期間があります。

20余年とは、とてつもない重さです。

沈黙の時の中で、じいっと待ち、熟成され純化された思いの丈を、叫びます。

 

 

弱い心が 痛みを感じて
やさしさはそこから 生まれてくるのだ

みにくさやいやらしさを 素直にあらわせ
やさしさを歌おう

もっと見つめろ もっと歌え

 

こう言ったものが本物の優しさなんだと、師匠は語ります。

更に、師匠の凄い所は、“みにくさやいやらしさを素直に表す”この辺りにあります。

ちょっと真似の出来ない部分です。

 

 

心を立たせろ 虹を立たせろ
言葉を立たせろ 音を立たせろ
足りないのではなくて
何かが多いのだ

愛を歌え 願いを歌え
美しいものは 人を黙らせる

大空に映し出せ 鏡に向けて吠えろ
それが生きること

もっと身を削れ もっと捨てて行け
もっと突き詰めろ もっと歌え

 

イノセントで、突き詰め方がハンパない、師匠の生きザマ。

このサビの箇所は狂おしい程の激しさです。

私には、ついに歌う事が出来ませんでした。

これが、いい文章と言うものなのでしょう。・・・・・・

 

 

 


実は私も、音楽活動を休止して、かれこれ約10年です。ある出来事をきっかけに、思うところもあり、以後ギターに触っていません

いずれ、生まれ変わった自分として、再開するつもりですが(来世だったりして)、きっとそれは、やらずに居られなくなった時だと思います。

私にとっても、『いつか』はあります。

最後に。やはり、カヴァーさせていただいた、早川義夫さんの曲を聞きながら、お別れします。

タイトルは『雪』です。

それでは皆さん、ごきげんよう。

 

 

 

「雪」

 

もし君と一緒に 空を飛べたなら
どんなに素晴らしい日々が
僕らを駆け巡るだろう

愛する勇気を 持ち続けていようね

 

 

 

 

 

<CD>「この世で一番キレイなもの」早川義夫、レーベル:ソニー・ミュージックレコーズ

 

・<内容(「CDジャーナル」データベースより)>

シンガー,作家,プロデューサーとして日本のロック・シーンの礎を築いた彼が24年ぶりに発表した素晴らしい新作。

自分に向かって淡々と歌いかけるラヴ・ソングが、聴く者の内面に深く突き刺さる。そして現代への告発とも受け取れるパワーに変化していく。

 

 

 

 

 

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