<これは、主人公・“ネコ型AIロボット”の「アイちゃん」と、脇役・「御主人様」(MIYA-JUN)のコンビによる、珍騒動のお話です。>
こんにちは。スピリチュアルランド、MIYA-JUNです。
前回の続きをお届けします。
(MIYA-JUN)
『ありゃ~~~!。何だか、とても楽しそうだぞ!!。
何と!。あれは、イヌ型AIロボットのマザハル君と、サル型AIロボットのマヅモト君ではアーりませんか!!!。
こりゃ、ボチタマかい?。いったい、どーなっちゃってるの?。』
マザハル君とマヅモト君。ハイタッチします。サル型マヅモト君。赤いバスケットから白ダンボールの荷物を受け取り、ニッコニコです。
改めて、よーく見ると、それはハチドリ型の可愛いドローンでした。
看板に、こう書いてあります。
『インド海軍御用達、パンチの効いた「爆弾・激辛カレー」、ドローンで宅配』
・・・・・・『爆弾を搭載した軍事用ドローンが、こちらに向かっています。約150秒後に到着の予測です。』・・・・・・
『御主人様!。申し訳ありません!!!。』
(MIYA-JUN)
『イイんだよ。アイちゃん。
用心するに越した事はないんだし、悪い予測が外れて良かったじゃないか。
これも1つの、ディープ・ラーニング学習さ。』
それにしても、さっきの慌てぶりったらね。ちょっとだけ、笑ってしまったわ。
だけど、それもそのはずの理由があるのです。
何事にも凝り性な御主人様の、最大の趣味は“情報収集”。
J.アサンジやE.スノーデン経由の情報に飽きたらず、世界中の政治のウラ情報収集とか、ヤバい検索キーワードの連発だとか、暴走中のある日の事。
こんな謎のメールが届いていたのです。
『こんにちは、
MIYA-JUN君。
君はずいぶんと、
オリコウサンなんですね。
だけどイタズラも、
それ位にしておいた方が
身の為ですよ。』
御主人様は、少々お疲れの様です。
部屋に戻り、“肉球マッサージ背中揉”をサービスして差し上げます。
と、2度寝するから、編み物しながら、何か“お話”をしてくれとの事。
了解しました。・・・・・・
『後楽園ホールのバトルロイヤルは続きます。
あら、危ない。セコンドの御主人様にチョッカイだわ。
DDDプロレス、リカコが羽交い締めした所への、変態レスラー・男色Dのチュー攻撃から守ってあげますの。
ロープに降ってー、帰って来た所へー、ロープ最上段からのー、ジャンピング・“ニッキュッパー”。』
・・・・・・『あら。ゴメン遊ばせ。御主人様のビョーキが伝染してしまいましたわ。』
『(ムニャニャニャニャー~~~)アイちゃん。プロレス、だいぶ上達したね。(ムニャニャニャニャー~~~)』
眠ってしまいました。満足気な寝顔です。
きっと、大好きな久本雅美から、コブラ・ツイストを掛けられてる夢でも見ているのでしょう。
(MIYA-JUN)
『本当は、プロレスが描きたかっただけ。ぬあんちゃってー。』
(久本)
『こらー、MIYA-JUN~。真面目にやれー!。私、久本がキサマの、そのクニャクニャした性根を叩き直しちゃるかんな!!。(コブラ・ツイスト)。どうだ、わかったかー!!!。』
(MIYA-JUN)
『わっかりましぇ~~~ん。』
(久本)
『これならどーじゃー。』
(MIYA-JUN)
『ガーーー。ハラホロヒレハレホー!。(タップ)!!。わ、わかりましたー!!!。』
(続く)
(フジテレビ「今日のわんこ」調)
『ネコ型AIロボットのアイちゃん。こうやって日々の進化を続けるのでしたーーー。』