◆◆◆「カッコイイお部屋探し」(楽器可物件の見つけ方)Vol.-6◆◆◆
こんにちは。 スピリチュアルランド、 MIYA-JUNです。
やれやれ。結婚後、2度目の引っ越しとなってしまいました。
ですが、皆さんにとっては、お部屋探しのノウハウを知る為の、機会が1つ増えたと言う事。
ある意味で、喜ばしい事なのかも知れません。
<引っ越しの理由>
最大の理由は、朝の通勤ラッシュとの事です。
私の場合は、夜勤なので、行きも帰りも問題なく座れます。
ですが、パートナーは普通に昼間の勤め人。
西武池袋線の朝は、とにかくハンパなく混みます。ギューギューの押しくら饅頭、殺人的ラッシュ状態です。
なので、「もーイヤだー限界~。」と言った所なのでしょう。
もう1つの理由は、西武池袋線界隈の田舎臭さ。
パートナーは元々、文化の香る中央線界隈の住人。私も同様ですが、“中央線ラブ”なのです。
石神井公園は、よほどツマラナイ街に映るのでしょう。「あっちはこんなじゃなかった」と、ホーム・シックならぬ中央線シック状態です。
また実際に、中央線の朝通勤は、たいして混んでいなかったとの事でした。
本当は私くし、引っ越ししたくはなかったのですが、パートナーのタッテの願いです。
“楽器可物件探し”に付き合わせての、音楽三昧生活。
本来、それを認めて貰って、それだけでも感謝と共に、大きな借りがある所。
イヤと言える訳がありません。
<中央線限定、お部屋探しの旅>
それは結果的に、事実上の中央線限定となりました。
パートナーが見つけて来るのは、中央線の物件だらけ。
散々と学習させられたからでしょうか。この時点で、すでにパートナーも、楽器可物件探しのセミ・プロ級レベルです。
基本的に私は、物件の下見とかは、とても楽しく、大好きです。
吉祥寺(2件)、阿佐ヶ谷、西荻窪、浜田山、と巡ります。
西荻窪の物件は、普通の物件ですが、住むには良さそうです。
12畳の広いリビングに、こころ落ち着くバイブレーション。
6階建ての最上階。真下に善福寺川が流れ、見晴らしも良く、気分は高揚して来ます。
晴れた日には、ベランダから富士山を臨めるとの事。第一印象は最高でした。
ただし、“楽器可”とは、オーナーさんが試しに勝手に謳ってみたのでしょう。それを感じさせる要素は、どこにも見当たりません。
しいて言うならば、左隣の部屋との間のエレベーター。音の緩衝地帯となります。
パートナーには好印象ですが、音を出せる保証はありません。
阿佐ヶ谷の物件は、プロ・ミュージシャンでも満足のいく、かなり完全防音に近い造りです。
ドア開閉の際に、空気が動き、髪の毛さえ引っ張られる程の、気密性の高さがあります。
地下駐車場からエレベーター、そして玄関までと、機材運搬を想定した動線も、完璧です。
ただし、生活には不向きな、数々の不便さが見当たります。
ベランダは無く、洗濯物や布団など干す事が出来ません。
台所設備は申し訳程度で、カップヌードルとインスタントコーヒーを連想させます。
食事は基本的に外食。
バンド・メンバーの合宿生活には、これで十分なのでしょう。
パートナーは、明らかに不満気でした。
“その部屋”を、パートナーはエラく気に入っています。 西荻窪の物件です。
(続く)
一体、どうなる事やら。
また次回もどうぞ、よろしくお願いいたします。