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「ジャンケンの必勝法(どっこい本当の勝者とは?)」Vol.-6「まとめ」

「ジャンケンの必勝法(どっこい本当の勝者とは?)」Vol.-6「まとめ」

 

こんにちは。 スピリチュアルランド、 MIYA-JUNです。

あなたの生活を、チョットだけ豊かにする為の、お役に立てたなら幸いです。

 

まとめ
回り道した理由

 

申し訳ありません。いきなり実戦テクニックからスタートせずに、ずいぶんと遠回りして来ました。それには理由があります。それは、知識だけでは勝てないからです。応用力が身に付いていなければ始まらないのです。

最低でも、相手の出した手の、理由と意味ぐらいは、瞬時に理解できる位でないと、話になりません。その前提があってこそ初めて、“一瞬のヒラ メキ”が活きて来ます。

ジャンケンとは情報戦です。

状況は刻一刻と変化します。手の内を見せれば、状況もまた変化します。例えば、ネタバレ状態を相手は、どう判断するだろうかと判断する等。

更に、判断材料も多岐に渡ります。たった今の学習の結果、相手は1歩先の展開で来るのか、2歩先を行くのか、間に合わず現状維持なのか、その回転スピードの度合い等。裏の裏の読み合いの勝負です。

また、第1手目は3人共に、チョキのアイコとなる事が多いのですが、とりあえず節目節目でアイコに持って行くのは無難な戦法です。 考える“間”が出来ますし、作戦の建て直しも出来ます。

 

 

<結論>

 

そもそもジャンケンには、絶対的な勝利のセオリーなど存在していません

1勝負毎に、動機も違えば、対戦相手も違います。

また、1手毎に、刻々と状況は動き続けます。

 

自分の頭で考えるチカラを養う為の、
発想の方法、判断の材料など、
ヒントと成り得る物。

 

提供できるのは、それだけなのです。

 

 

<Cさんのルーティン>

 

最後に1つ、ちなみの話をして終わります。

実は、いつものジャンケン対戦相手メンバーですが、1人だけ、とても奇異な変わり者がいました。名前を仮に“Cさん”とします。

Cさんは寡黙で純粋な人。単独行動を好み、取っつき難く、めったに口を開く事はありませんが、たまに発する言葉には、真実味があります。

例えば、心ある人なら誰でも、その聖域を侵そうとしない、ネイティブ・アメリカンやチベットの先住民と共通する、独特なミステリアスな雰囲気を携えています。

かたくなです。絶対に、グーしか出しません。アイコが連続しても、グーのままです。

これは私は、Cさん一流のルーティーンなのだろうと理解しています。また、その理由を訊ねようとする人は、誰もいません。

なので、Cさんが居る時は、誰もが必ずパーから入ります。当然、Cさんは初手で敗退します。

最も不人気な「2番手(2休み)」の時間帯には、いつもCさんの顔があります。来る日も来る日も、それの繰り返しです。

そんなCさんですが、私は1度だけ、そのルーティーンを破る所に遭遇した事があります。

誰もが必ずパーから入る所、なんと!あのCさんがチョキを出しました!!

更には、誰もが喉から手が出る程に切望する、「3休み」を選択しません。「1休み」希望です!!!。

私も、もう1人の対戦メンバーも、唖然とします。かなりの長時間、開いた口が塞がらないとは、この事です。

ですが、何なんでしょうか?。この不思議な納得感は?。何でも、その日は、重度の二日酔いとの事。

「1休み」の場合、ローテーション最初のサイクルが休憩からスタートします。実質上、20:40からの作業開始となります。トイレで吐いて、 短い睡眠を取る。そんな流れの様です。

その後、この話は、ある意味で語り草となります。

多くの人から面白いと思ってもらえる為、「何だかグーの似合う男、実はとても優しく、けっこう隠れファンのいる、高倉健が好きなCさん」は、自動販売機前での、私の得意ネタの1つにもなりました。

本当に、本当に必要な時にだけ、確実に100%で手に入れる。

真の勝者とは、Cさんの事ではないでしょうか。

 

※※※ ((まだ右も左も分からなかった頃、面識はあるものの、言葉を交わす事のなかったCさんがある日、自動販売機前でボソッと話掛けて来ました。

「MIYA-JUNも大変だよな。いつもキツい作業ばかり配属されて。ここはベテランの天下だしな。」

この職場から、初めて受け入れられたと感じ、ずいぶんとホッとさせられたものでした。))

 

 


さて、「ジャンケンの必勝法」シリーズも終了です。ここまで読み進めていただき、ありがとうございました。

この文章に興味を持たれたのは、ジャンケンに何か切実な物とか、あるからなのでしょうか?。あなたの、何かの、お役に立てたでしょうか?。

あなたの人生の1発勝負を勝ち抜いて、明るい明日を切り開く事を願っています。

 

 


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次シリーズの予告

 

次回、このシリーズの延長戦として、ジャンケンとは関係のない話を書きます。タイトルは「“日払い・ホームレス・ギャンブラー”の世界」。

シリーズ文中にあった「日払いアルバイト時代」。その頃の、日払いライフ、人間模様、自動販売機前宴会、等の話です。

これから、ホームレス生活を検討中の人とかの、“心の救い”となれたらイイなと思います。

また、“Cさん”に興味を持たれる様な人には、特に面白いかも知れません。

ジャンケン・テクニック上で、お役に立てる話とは違いますし、こちらは無視していただいて問題ありません。本編はここで完結です。

 

 


ごきげんよう。さようなら。

(完)

 

 

 

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