こんにちは。スピリチュアルランド、MIYA-JUNです。
第5回目は、コンビニのウラ話です。
私自身、他職種の勝手事情など、その手の話を訊くのは大好きなので(美容師業界タクシー業界など面白いデスネ)、皆さんにも何かしら、参考となれましたなら幸いです。
「コンビニあるある」
ここからは、私が派遣流浪の旅先で見聞した、コンビニ店のウラ話など、徒然なるままに書き綴って行きたいと思います。
とある派遣先のコンビニ店。
店員とお客さんが、友人同士と言ったシチュエーション。レジでのジョークの1例です。・・・・・・
『いらっしゃいませ。レジ袋は御利用ですか?。袋代3000円ですが、よろしいですか?。528円のお買上で、袋代と合わせて3528円になります。・・・。
キャンセルですね。キャンセル代が発生しますが、当日キャンセルですと全額になりますので、やはり3528円です。
後でコワーイお兄さんがやって来ますので、ご了承ください。ありがとうございました。また、お越しくださいませー。』
(私が勝手に付けたタイトルです。題して「ぼったくりコンビニ」でした。)
・・・・・・傑作です!!!。
演者によって、考え抜かれ、周到に練り上げられた出し物。このジョーク・ネタ。
あまりに面白かったので、一語一句すべて逃さず暗記してしまいました。
次は、私が今まで見た中で、1番カッコ良かったお客さんの話です。
その人は、夜中に品川駅前の店へ来店されました。
スーツをビシッとキメて、小脇には最新型PCのバイオ(※注)。直感的に私は、ああ、ソニーの社員さんが残業中なんだな、と解釈します。
(※注)(当時出始めの画期的薄型PCバイオが、眩しく輝いてました。)
自分で、カゴから商品を5品位ずつ取り出し、こっちは現金払いで領収証、こっちは普通にカード払い、との注文。
最後に一言「ややっこしい注文で、すいません」と付け加えます。
なんと、そう喋りながら、全商品のバーコードを、こちら側に向けて揃えています。あとは右から左へスキャナーを流すだけでした。
・・・・・・カッチョイー!!!。
注文も行動もダンドリも、理路整然として、コンピュータの様な男性です。
それでいて、嫌味な所はなく、実直で誠実なムードが漂っていました。同性の私から見ても、爽やかな風の様に素敵でした。
日頃からズンダラケた格好で“ユルーい派”の私に対し、その人は“キリリ派”で、別次元のカッコ良さがあります。
「さすがは世界のソニーだわい」と、妙に感心したものです。
最後に。
この文章は全体的に、久住昌之さんの名作「カッコイイすきやき」や「ダンドリくん」等を参考にしています。
あ、久住昌之さんと言ったら、「孤独のグルメ」もイイですね。この中で紹介されている店には、実際に何軒か行ってきました。どれもオススメです。
(とある名店にて、来店されていた久住さん本人と、言葉を交わした事があります。名店の放浪、ホントにお好きなんですね)。
味わい深きダンドリの世界。その発想の素を勉強させていただきました。
そして、もう1人。みうらじゅん師のスピリットも、受け継がれています。
「勝手に観光協会」したり、ネーミングしたり、ナイ仕事をアリにしたり。サイコーに面白いデスねー。
その、キャッチーなネーミング・センスを、見習っています。
師の命名による、「ゆるキャラ」「マイ・ブーム」「いやげ物」等の完成度には、遠く及びませんが、強く影響を受けました。
と言う事で、以上。みうらじゅんスピリット継承者の、MIYA-JUNでした~~~。
さて次回は、予告していた、「¥5の法則¥」についての参考資料をお届けします。
未経験者むけ限定の内容となります。
なので、このシリーズ、一応これで終了とします。
では、皆さん。どうぞ、カッコイイお買い物を。
(完)