こんにちは。スピリチュアルランド、MIYA-JUNです。
前回の続きをお届けします。
風の様に吹き抜けて行った“喜多郎さん”。 さようなら。ありがとうございました。・・・・・・
・・・・・・その後、2人目の師匠と出会い、少しはマトモになったものの、まだまだ完全には“ミーハーのアンちゃん”風情も抜け切らない頃。私は、シンガーソングライターをやっていました。
自作曲群の中に、ハーブ体験を基に作った曲があります。
今から見ると、かなり稚拙な作品で、手直ししたくもなりますが、あくまでノンフィクションに徹します。
小学生が主人公の設定で、原稿用紙を手に直立不動でステージに立ち、
シンセ中心の牧歌的な演奏(日本創成神話みたいな感じ)をバックにして、
アッケラカンと元気よく、作文を読み上げると言ったスタイルの、ちょっとパフォーマンスぽい曲です。
では、1曲、お届けします。
タイトルは「作文・僕は見ちゃったんです」。
どうぞー。
『僕は見ちゃったんです。
〇〇〇小学校6年1組 宮本淳。
こないだ僕はスゴイ物を見ました。これから、その時の事を書きます。
その日は、オシッコがしたくなって、真夜中に目が覚めました。
階段の下の方から、不思議な音楽が聴こえています。
トイレに行った帰り道に、ちょっと覗いて見たんです。・・・・・・
部屋の内は、イイ匂いの煙がモウモウと立ちこめていました。
パパとママと、僕の知らない人達が踊っています。みんな、馬鹿みたいに笑ってばかりいます。とっても変わったお祭りです。
テーブルの上で、葉っぱが燃えていました。とってもキレイな炎なので、じっと見つめていると、何だかトローーンとして来ます。
だんだん体が軽くなって来て、
みるみる部屋が大きくなって、
世界中が消えて無くなってしまいました。
気が付くと、お花畑の中を、僕が歩いています。眩しい色の光が、クルクル廻っていました。
そこで、昼も夜もなく、何年も何年も、遊び続けました。とっても幸せな毎日です。・・・・・・
ある日、空から、見たこともないキラキラした板が降りてきました。
その板には、ドアが1つ付いていて、僕はその中に入ってゆきました。
どこからか、ベルの音が聞こえてきます。よく聞くと、目覚まし時計の音でした。
またいつもとおんなじ1日が始まります。
おしまい。』
(続く)
次回もどうぞ、よろしくお願いいたします。