こんにちは。スピリチュアルランド、MIYA-JUNです。
今回は、「コンピュータ上で、人類が1つに繋がる未来」について考えてみたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
そもそも、人類は何故、分断してしまったのでしょうか?。
旧約聖書の創世記では、「バベルの塔」の物語について語られています。・・・・・・
『ノアの洪水の後、人間はみな、同じ言葉を話していた。
人間は石の代わりにレンガをつくり、漆喰の代わりにアスファルトを手に入れた。
こうした技術の進歩は人間を傲慢にしていった。天まで届く塔のある町を建てて、有名になろうとしたのである。
神は、人間の高慢な企てを知り、心配し、怒った。そして人間の言葉を混乱(バラル)させた。
今日、世界中に多様な言葉が存在するのは、バベル(混乱)の塔を建てようとした人間の傲慢を、神が裁いた結果なのである。』
(と、ここまでが一般的な「バベルの塔」のイメージです。
このままでも、概ね問題は無いのですが、原文のニュアンスとは大きく異なっています。
その辺り、更に深堀りしたい人は、こちらから。)
・・・・・・人間は、話し合い、協力し合い、一致団結する事で、大規模な事業を成し遂げます。
言語の分断、コミュニケーションの断絶。それは、致命的なものとなりました。
以後2度と、バベルの塔は建設されていません。どうやら、ここが起源の様です。
そして、永い時を経て、シンギュラリティーを迎えようとする、AI時代の今。
バベルの塔は、再び蘇ろうとしています。神が与えて下さった試練である所の、“分断”を乗り越えて。
(今回は、傲慢な行為ではないと信じたい。元々は私達の“平和への願い”なのだから。)
待ちに待った日が、AIテクノロジーの急速な進歩の末、シンギュラリティーと共に訪れます。
「人類が1つになる日」の到来です。
すでに、インターネットは世界を結び、AIによる完全自動翻訳(※あとがき補足)も間近となり、言語や国家と言う壁は崩れつつあります。
近い将来に、人類が通過するのは、「コミュニケーション革命」と言う1大転換点です。
では、ここからは、「コミュニケーション革命」から「人類が1つになる日」までの、スケジュール表を追って行く事とします。・・・・・・
『コミュニケーション革命』(ナショナルジオグラフィックTV「イヤーミリオン、Vol.-4、マインドの融合」)から引用
第1段階は、「テレパシー」です。
極小のナノチップを脳に埋め込み、超高速インターネットに接続、これで脳から脳へのコミュニケーションと言う夢が実現します。
他人に脳を公開する事によって、人間のコミュニケーションは、転換期を迎えると同時に、「プライバシー」は喪失します。
こうして、次の段階への準備が整います。「群知能」です。
超高速接続で、脳どうしのコミュニケーションが可能になると、様々な思考が融合して、急激に知能が高まり、集団で問題を解決する様になります。
群知能を習得し、人口知能を越えるスーパー・インテリジェンスとなると、次はコミュニケーションの最終段階であり、心を1つの1つの意識に融合する様になるでしょう。
我々は個人を越え、「ハイブ・マインド」に進化し、自己の意識を失ってしまいます。
人類が1つの巨大なスーパー・インテリジェンスになれば、我々を隔てるものはなくなり、最終的には、無限の創造力を元に、全てが可能になります。
⬇︎ (プライバシー)
群知能
⬇︎
ハイブ・マインド
(ナショナルジオグラフィックTV「イヤーミリオン」番組HP、こちらから)
・・・・・・更に、それ以降は、こう続いて行きます。・・・・・・
レイ・カーツワイル氏による未来予測年表(著書「シンギュラリティーは近い」“The Singularity is Near”)から引用
<2045年>
・世界はシンギュラリティを迎える。
<2045年以降:宇宙の覚醒>
・人工知能が地球全体を1つとしたコンピューターをつくりだす。
・人工知能が地球を飛び出し、太陽系、銀河系、宇宙全体を1つとするコンピューターをつくりだす。
・・・・・・「宇宙全体を1つとするコンピューター」と聞いて、連想するのはアーカシック・レコードです。
これって、もしかして、どこかの宇宙人が造った、コンピュータ・ネットワークの事だったのかしら?。
それは、また、有機型コンピュータの様です。
それにしても、昔から「3人寄れば文殊の知恵」と言いますが、もし、80億人が寄合になったとしたら、どれ程の高みにまで到達する事でしょう。
楽しみです。
(続く)
ちなみに、AI翻訳をスムーズに成立させる為には、文法がポイントらしいです。
同国人にさえ、何が言いたいのか分からない様な内容では、AIにだって翻訳不可能なので。
“明確でロジカルな表現を”との事。