シンギュラリティー

(ほのぼのSFマンガ小説)「我が輩はAIである」(アイちゃん選挙戦に出馬する、の巻)その2

◆◆◆(AIなんか恐くない)「シリーズ・2045年シンギュラリティーへの旅」Vol.-11◆◆◆

◆◆◆(ほのぼのSFマンガ小説)「我が輩はAIである」(アイちゃん選挙戦に出馬する、の巻)その2◆◆◆

 

こんにちは。 スピリチュアルランド、 MIYA-JUNです。

前回の続きをお届けします。

 

 


((さあ、熱い選挙戦が幕を下ろしました。))

<マスコミの評価>

今回の最大の争点は、ベーシックインカムの是否についてです。

否定派“希望と絶望の党”は、現状維持しながらの経済成長を謳います。

肯定派“シンギュラリティー党”は、シンギュラリティー後の世界を見据えるが故のベーシック・インカム。

同じく肯定派“新党BJ同胞団”は、格差是正の為のベーシック・インカム。 と、両党の考え方は分かれます。

マスコミの下馬評では、 「本命は大池ユリが率いる“希望と絶望の党”。2番手にブラック丈の“新党BJ同胞団”。3番手が宮本愛のシンギュラリティー党。」

「シンギュラリティー党については、そのあまりに先進的なスローガンと、落語を使った選挙演説など、昔の立川談志さんや、内田裕也さん超えのアバンギャルドさを、一般の人達にどこまで理解してもらえるかに懸かっている。」との事。

 

 

<シンギュラリティー党・宮醇愛・選挙演説その1>

 

“ベーシック・インカム”!。これこそが最優先課題です!!!。

他に方法はありません。

2045年には“シンギュラリティー”がやって来ます。その時には地球上から、既存の職種のほとんどはなくなってしまいます。

そう遠い話ではありません。長々と議論している時間はないのです。今からスタートさせましょう!。

(中略)

みなさん御存知の通り私はAIです。計算は正確です。
ベーシック・インカム以外の方法を計算してみると、どれも最終的に成功しない事が判ります。
また、ちまたで心配されている少子高齢化問題はテクノロジーで解決できる事も判ります。

(中略)

皆さーん!。安心して下さーい!!。 シンギュラリティー党は“ベーシック・インカム”を実現させまーす!!!。

(続く)

◇◇◇(個人名、団体名、等。あくまでも架空であり、対象を特定する物ではありません。どうぞ御理解お願いします。)◇◇◇

 

 


次回もどうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

 

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