◆◆◆「カッコイイお部屋探し」(楽器可物件の見つけ方)Vol.-11◆◆◆
こんにちは。 スピリチュアルランド、 MIYA-JUNです。
江古田移住計画は頓挫してしまいましたが、懲りない男。MIYA-JUNは、絶対に諦めません。
(なお、ここから先は、現在も入居中の物件となりますので、駅名などは伏せる事とします。)
<お部屋探しの方法・6>「ナイ物をアル物にするテクニック」
ダメ元です。
もしダメでも、「イザとなったら江古田があるさ」と言う、心のよりどころも出来ました。
とりあえず、いま現在で両親が暮らす○○駅界隈、もちろんの事、全不動産屋を廻ります。
結果。 〇〇の街には、“楽器可物件”と言った部屋は、ほぼ皆無でした。
(1軒ありましたが、実際の音出しは無理ですし、特に特徴もないので、割愛します。)
ですが、そこは不動産屋の事。内何軒かは、“ナイ物をアル物にするテクニック(※注)”と言う、裏ワザを仕掛けて来ます。
(※注)(これは私が勝手に命名した造語キーワードです。)
つまり、間取り図付き物件リストには、直接的に“楽器可”と謳われていなくても、その場の思い付きで、“楽器可”としてしまう。と言う訳です。
3軒ありました。もちろん、即下見に行きます。
まず案内されたのは、小綺麗で今風な、ロフト付きワンルーム木造アパート。平日の昼間の下見でした。
<<不動産屋の弁>>
「昼間はこの様に、皆さん仕事にお出掛けで、いらっしゃいません。この時間帯を利用して、楽器の練習をされれば良いかと思います。」
これは、ナシです。
無理です。ロジックに無理があり過ぎです。話になりません。これぞ、典型的な、“不動産屋の無責任発言”そのものです。
近隣住宅へは?、平日が休日の人へは?、夜勤者へは?。 狭い建物内。今時の御時世、金属バット殺人事件でしょう。
次は、宴会場跡をリフォームしたと言う、こちらの物件。
<<不動産屋の弁>>
「料理店の“離れ”の宴会場だった部屋をリフォームしました。この建物は従業員の人達で利用しています。」
これは、アリかも!。
近隣住宅の方々は、喧しいのに慣れっこのはずです。
ただし、構造が筒抜け丸聞こえ状態。従業員達は、私を快く受け入れてくれるのでしょうか?。
それにしても、やはり宴会したくなると言いますか、この部屋には独特な雰囲気が立ち込めています。
遊びには最高でも、勉強には不向きなのかも知れません。(宴会は好きです。)
清潔な室内。さすがに、あちこちにガス栓があります。
やたら沢山ある戸棚も、“何が入っているんだろう?”とか、“内を入れようか?”とか、ヘンな想像力が掻き立てられます。
いやー、面白かったー!。これぞ物件探訪の醍醐味です!!!。
今度は、アンティーク・ショップの2階ワン・フロア丸ごとと言う物件。
<<不動産屋の弁>>
「ワン・フロア丸々だろー。下はショップな訳サー。
東は道路、西は駐車場、南は中庭、北も道路。どこにも隣接してない訳サー。
だからサー。
やれちゃう訳サー。」
ズンダレたスラックスに、裸足の草履履き。そんな出で立ちの、ブッチャケた人物。かなりクセの強い喋り方。両手を広げて力説します。
アリです!。アリです!!。アリでしょう!!!。
単なる口からデマカセなんでしょうが、ロジック的にも完璧です。
(後々、客観的に熟考してみても、文句の付けようがありません。)
<<私>>
「この部屋って5角形なんですか。何と言うか、山小屋みたいだな。
こう言うのがお好きな人(私の事です)には、堪らないかも知れないですね。」
ボロいけど、味わいのある、居心地のイイ部屋です。
前の住人が残して行った物なのか、喜びの記憶が染み付いた様なバイブレーションがします。きっと、活気のある生活を営んでいらしたのでしょう。
(事務所か作業場を連想させる様な痕跡も。いずれにせよ、イケイケなアクティブ・ライフ。上昇過程の通過点としての部屋だったのでは。)
この部屋で暮らす自分の姿が、アリアリとイメージ出来ます。何だかとても、音が出せそうに思えて来ました。
うーん。これに決めますかー!!!。
(続く)
次回は、実際の暮らしぶりをお伝えする予定です。
次回もどうぞ、お楽しみに。