シンギュラリティー

(ほのぼのSFマンガ小説)「我が輩はAIである」(アイちゃん選挙戦に出馬する、の巻)その7

◆◆◆(AIなんか恐くない)「シリーズ・2045年シンギュラリティーへの旅」Vol.-16◆◆◆

◆◆◆(ほのぼのSFマンガ小説)「我が輩はAIである」(アイちゃん選挙戦に出馬する、の巻)その7◆◆◆

 

こんにちは。 スピリチュアルランド、 MIYA-JUNです。

前回は、(選挙戦特番)から、「池ノ上彰さんの選挙結果分析」を、お届けしました。

“希望と絶望の党”“新党BJ同胞団”と続いたところです。

 

 

“シンギュラリティー党”の総括

 

さて、最後に、“シンギュラリティー党”です。

“シンギュラリティー党”は、予想を大きく上回る善戦をしました。若年層を中心に支持を集め、アーティスト・グループからの支援も有りました。

なにより、アイちゃんの頑張りと、キャラクターが光っています。

そのケナゲな性格は感動を呼び、「あーAIってイイ奴なんだなー」とのイメージが定着したものと思われます。

それにしても、アイちゃんには独特な人気がありましたね。

ネコ型AIロボットへの物珍しさと、動物の芸を喜ぶ時の様な性質の期待感があり、その期待以上の多才多芸ぶりに、拍手喝采が沸いていました。

ちなみに、吉本興行がスカウトに来たとか来なかったとか。

異例だったのは、10才以下の子供達の姿が多く見られた事です。

「アイちゃーん!アイちゃーん!」と手を振りながらの、黄色い声の大合唱が各地で聞かれました。

彼等も何かを感じ取ったのかも知れませんね。例えば、自分達に決して危害を及ぼさない世界、とか。

子供にセガマレて観に来たお父さんお母さんも、かなりの数になります。

今回の「アイちゃん選挙戦に出馬する」は、選挙対策本部長を勤めたMIYA-JUNさんの企画立案です。

選挙資金は、アイちゃん開発者の超大金持ちにして、時に謎の覆面レスラー・ニャンちゃんマスクを名乗る、神保町博士1人の持回りで、自身のビジネス上のPR効果を狙う理由もあるとの事。

しかし、イケませんね、MIYA-JUNさん。

世のため人のためと言いながら、ちょっと趣味に走り過ぎています。それも敗因の1つかも知れません。

・・・・・・あっ。宮醇愛さんの敗北宣言が始まる模様です。カメラをシンギュラリティー党選挙事務所へ移します。・・・・・・

 

<敗北宣言>

 

(“2045年シンギュラリティーへの旅”と書かれた大きなプラカードの前に立ち)

みなさーん!。イイ夢みれましたかー!!!。

皆さんの夢やイマジネーション、選択や行動が未来を創ります。明るい未来を創りましょうねー!。

今回、特に印象的だったのは、たくさんの子供達が観に来てくれた事です。(もっとも、彼等には選挙権がないので票にはなりませんでしたが。)(笑)

彼等の瞳はキラキラと輝いていました。未来の世界を創ってゆく子供達です。彼等の中に、何かを残せたのでしたら幸いです。

応援して頂いた方々には、力及ばずに、ごめんなさいねー。

これからも、どうか夢を捨てないで下さーい!。みなさーん!!。頑張りましょうねー!!!。

 

 

<後日の風景>

 

(後日、コタツで2人、マッサージを受けながら)

(MIYA-JUN)
「アイちゃん。なんか、面白かったね。やっぱし、結果的に落選した方が良かったのかも。

家事に追われまくって、大変だったよ。それに、アイちゃんの肉球マッサージが受けられなくなっちゃうもんね。」

(アイちゃん)
「どう考えてもね。街中でタバコを吸わせろ法案と、オジさんに優しくしろ法案が、良くなかったのじゃないかしら。

落語スタイルには参っちゃったわー。ったく。私の言うこと訊かない人ねー。」

(エコーが掛かる)
「♪♪はー、ニッキュッパーニッキュッパっと♪♪」。・・・・・・

 

 


『どんな未来を創るかは、常に私達の選択しだいです。明るい幸福な未来を選択しましょうね。』

以上。スピリチュアルランド、MIYA-JUNでした。皆さん、どうぞ良い夢を。

(続く)

(2045年まで、続いて行きます。)

 

 

 

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