これは、主人公・“ネコ型AIロボット”の「アイちゃん」と、脇役・「御主人様」(MIYA-JUN)のコンビによる、珍騒動のお話です。
こんにちは。スピリチュアルランド、MIYA-JUNです。
前回の続きをお届けします。
(チョーロー)では、改めまして、私くし春野浦長一郎。“ヒッピー・ムーブメント・観光ガイド”の講義に入らせていただきます。
2300年代の世界では、1900年代から2100年代にかけての、歴史物語が大人気です。
チェ・ゲバラ(※)、ジョン・レノン(※)、ボブ・マーリー(※)、等々。彼等のスピリットは時を越えて、多くの人の心を魅了して止みません。
(※チェ・ゲバラ、詳しくはこちら)
(※ジョン・レノン、詳しくはこちら)
(※ボブ・マーリー、詳しくはこちら)
この時代の物語の中でも、最も人気なのが、西暦1960年代後半に発祥した、「ヒッピー・ムーブメント」(※詳しくはこちら)です。
これは、その後の人類の命運を左右する、重要な出来事だったと言えるでしょう。
「ラブ&ピース」、「自由」、「自然回帰」
その夢と灯火(ともしび)は、様々に形を変えながら生き続け、ついには開花するに至ったのです。
そこには、色々な方面からの、独特なバックアップのチカラが働いています。
もちろん、「3次元空間への直接干渉は禁止」と言う、厳格な宇宙法ギリギリの範囲内ではありますが。
地球の「ヒッピー・ムーブメント」は、全宇宙の間でも有名です。沢山の未来人や宇宙人の注目を浴びました。
実際に、調査にやって来る者、参加する者、自分の星からテレパシーでメッセージを送信する者、とサポーターの人数は、かなりの数に昇ります。
無意識下で受け取られたメッセージは、ヒッピー達のインスピレーションの素となりました。
また、贈られて来る、“願い”や“祈り”の巨大な“気”のチカラは、目には見えませんが、大きな原動力となっています。
ちなみに私は話の途中で、「ヒッピー・ムーブメント」が、“様々に形を変えながら生き続けた”、と説明しました。
その事について、具体的な1例を挙げておきます。
当初、私達ヒッピーは、過激な即時の革命を目指したものです。
ですが、巨大な資本主義体制を前にして、これでは無理だと痛感します。
そこで私達は、作戦を変えて、潜伏する事にしました。
過激さを抑え、ソフトな形で、体制の内側から、ジワリジワリと変えて行く、と言った手法です。
エコロジー、オーガニック、スピリチュアル、先住民文化、コミュニティ、自然との共生、ヘンプ、DIY、、、。
私達が生み出したライフ・スタイルや価値観は、徐々に浸透して行きます。その代表的な例がスマートフォンです。
ヒッピー出身のスティーブ・ジョブズ(詳しくはこちら、その2)。彼は当時のドラッグ体験から、ビジョンを得ました。
知性を拡大する事により、個人が権力に対抗する手段としての、「パーソナル・コンピュータ(PC)」。
地球上すべての個人が、1つに繋がる世界を実現する、「インターネット」。
「誰にでも簡単に使えるコンピュータを作り、“世界を変える”」。ジョブズの見た夢は、スマートフォンで結実します。
その貢献により、個人は大きなパワーを手に入れ、人々の意識から国境の壁は消え去りました。
これは、実質的な革命です!。
グーテンベルグが発明した印刷技術によるコミュニケーション革命。イギリスにおける蒸気機関の発明による産業革命。
それらに匹敵する大革命なのです!!!。
かくして、最終的に、長い年月は必要でしたが、機は熟し、ドミノ倒しが起こります。
ヒッピー・スピリットの勝利です!!!。
観光のトラベル先として、どの星、どの時代の人からも、愛され続けている理由には、そんな背景もあったと言う訳なのです。
・・・・・・今日は、ここまでじゃ。・・・・・・
(アイちゃん、MIYA-JUN、マロ君、拍手)
(全員、余韻を楽しむ)
(マロ君)僕も、修学旅行で行ったんだ。凄い熱気だったよ。
(アイちゃん)あの~~~。初対面の挨拶の時。チョーローから“「森の生活」が好き”との発言がありました。
これって、1800年代の思想家、ヘンリー・デビット・ソローが書いた「森の生活」(※詳しくはこちら)。あんな世界の事ですか?。
(チョーロー)「森の生活」!。よくぞ訊いてくれた!!。アイちゃんって、なかなか優れたインタビュアーじゃのう!!!。
(続く)
次回も、どうぞ。よろしくお願いいたします。